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April 10, 2005

あの2国と日本の仲を渡航数から考える

ここ数日のニュースのメインは韓国と中国の過激な反日行動だが、

『だから何?』

って感じ。過剰反応してるのはこの2カ国だけのようだし、日本は冷静に理論武装して海外へ向けて日本の主張をアピールしていけばいいと思う。とは言っても、ちゃんと反論してんのかな?>外務省。ちょっと心配。

かの国々が内政干渉の踏み台にしてる『近隣諸国条項』は、なんだか摩訶不思議な経緯をたどって教科書検定基準に追加されたようだ。
(参考)ヒロさん日記 ■「侵略→進出」はあった?

マスコミのマッチポンプ活動のお蔭(しわざ)なのは明白。1982年から現在までやってることは変わらないのね、マスゴミって。ったく。。即刻この条項は削除してもらいたいものだ。

ところで、この2国って、そんなに日本にとって重要なの?という疑問が湧き、日本と諸外国の関係を入出国数ランキングから見てみようと思う。

【国籍別入国者数】平成15年 国籍別入国外国人の在留資格(Excel)より
◆◆◆ 総数 ◆◆◆
1位 韓国   1,621,903 人
2位 台湾    816,692
3位 米国    678,935
4位 中国    537,700(台湾・香港は含まず)
5位 フィリピン 209,525

◆◆◆ 短期(3ヶ月未満)滞在者 ◆◆◆
1位 韓国   1,271,914 人(同国来日総数の78.4%)
2位 台湾    756,538  (〃92.6%)
3位 米国    575,000  (〃84.7%)
4位 中国    184,079  (〃34.2%)
5位 英国    170,344  (〃82.6%)

↑ダントツの韓国である。

◆更に短期滞在目的を分類(平成14年)◆
~入国管理国資料出入国をめぐる近年の状況(PDF) 12p 表5「短期滞在」の在留資格による目的別新規入国者より~

観光       577,946 人 (52.6%) :左記カテゴリ中の韓国の占める割合は24.4%
商用       341,781 (31.1%) :左記カテゴリ中の韓国の占める割合は28.3%
親族訪問     70,208 ( 6.4%) :左記カテゴリ中の韓国の占める割合は30.9%
文化・学術活動 18,683 ( 1.7%) :左記カテゴリ中の韓国の占める割合は33.7%
その他       90,148 ( 8.2%)
短期滞在合計 1,098,766 (100%)

---(勝手に考察)-------------------------------------------
これみると、半分は観光で来日してるのね。
でもさ、実は台湾からの観光人数は735,526人(カテゴリ中の31.1%)で、韓国人観光客を上回ってダントツトップ。←これ注目。
日本各地で韓国と観光交流事業を県をあげてやっているけど、ほんとは一番のお客さんは台湾で、台湾からの観光客が韓国を16万人も上回っていることはちゃんと憶えておこう、と思うね。
商用目的の来日は韓国がブっちギリだ。目的別では米国233,001人を10万人も上回っている。来日韓国人はビジネス上の短期滞在・観光メイン、ということね。(あくまで来日目的上の分析ですが。。。)
想像以上に来日数が多くて少し驚き。。嫌いな日本なのになぜやってくる?

観光では台湾が一番のお客さんという事実は正直意外だった~これがわかっただけでも資料を調べた甲斐があったというものね。
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◆ちなみに中国の短期滞在目的を分類(平成14年)◆
商用         82,980 人 (45.0%) :左記カテゴリ中の中国の占める割合は6.9%
文化・学術活動  22,528   (12.2%) :左記カテゴリ中の中国の占める割合は40.7%
観光         17,608   ( 9.6%) :左記カテゴリ中の中国の占める割合は0.7%
親族訪問       7,695   ( 4.2%) :左記カテゴリ中の中国の占める割合は3.4%
その他       53,554   (29.1%)
短期滞在合計  184,275   (100%)


◆◆◆ 長期(3ヶ月以上)滞在者 ◆◆◆ 注:総数から短期滞在者を除いて計算
1位 中国    353,621 人(同国来日総数の65.8%)---内訳:留学66,538人(19%) 永住者51,931人(13%)
2位 韓国    349,989  (〃21.6%)---内訳:特別永住者134,496人(38%) 永住者47,049人(13%)
3位 フィリピン 171,095  (〃81.7%)---内訳:興行80,563人(47%) 日本人の配偶者36,337人(21%)
4位 米国    103,935  (〃15.3%)---内訳:人文知識・国際業務15,796人(15%) 家族滞在13,039人(13%)
5位 ブラジル   71,943  (〃90.3%)---内訳:定住者41,155人(57%) 日本人の配偶者21,413人(30%)

前出の入国管理国資料出入国をめぐる近年の状況(PDF) 36p より考察を抜粋

留学生については、中国が7万3795人で全体の66.8%を占めており、これに韓国・朝鮮(15.5%)が続き、就学生については、中国が3万5450人で全体の75.1%を占め、これに韓国・朝鮮(15.3%)が続いている。(途中略)特に、14年末の中国は前年比24.9%の高い伸びを示している。

---(勝手に考察)-------------------------------------------
長期滞在者になると、なんと中国が1位。入国管理局の考察を上記に引用したが、留学生・就学生が中心のようだ。まじめな留学生が大半なんだろうけど、不法就労とか犯罪とかネガティブイメージも付きまとうよね。なんだかマスコミが中国ちゅーごくっ!と騒ぐほど人的交流は顕著では無いように思えるが。。。
人ではなくてODA援助とか資金の交流が豊かなのかな。心温まるねぇ(棒読み)。
一方、韓国籍の長期滞在者のうち40%が特別永住者。いわゆる在日の方々ですな。
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一方、日本人の海外渡航はというと、
海外在留邦人数統計 2004より
(短期在留の資料は発見に至らず。。。残念)

【国(地域)別在留邦人】平成15年10月1日現在 在留期間3ヶ月以上の日本国籍者
1位 米国      331,677 人
2位 中国      77,184(香港含む・台湾含まず)
3位 ブラジル    70,782
4位 英国       50,531
5位 オーストラリア 45,128

ネットをふらふらしてたら海外情報をコンパクトにまとめたこんなサイト発見。
海外移住情報 世界と日本の社会動態 海外渡航・交通・犯罪編
・・・このサイトから2003年度の情報を抜粋・・・

■日本人の海外旅行先
 アメリカ(年間400万人超)が最多。次に多いのが韓国。以下、日本に近いアジアの国々が続き、観光旅行の半数近くがアジアとなっている。

■長期滞在者
 アメリカが最多。他にロンドン、香港、シンガポール、シドニー、バンコクに住む日本人も多い。

■短期商用滞在者
 3ケ月以内の短期出張滞在者は約300万人。
 アメリカ(約2割)が最多。地域別ではアジアが63%を占め、中国本土、台湾、韓国、香港は20万人以上の数となっている。

---(勝手に考察)-------------------------------------------
日本にとってはまだまだアジアよりアメリカ、ということが如実に、というか露骨なくらい現れている。
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まとめの感想:
例の2国が騒がしいといっても、そんなにビクビクする必要はないのではないか。かの地に海外進出している企業は気の毒この上ないが、日韓関係、日中関係が冷え込んだからといって日本にどれほどのインパクトがある?観光では台湾についで2番目のお得意様である韓国からの観光客が減ったからって(一部の観光業者はきっと困るだろうけど)日本全体でいったらどれほどの損害になる?そこまで韓国、中国に入れ込み頼っている様子は、少なくとも日本には無いように思える。日本は正々堂々と抗議していいんでない?

お騒ぎになっている国よりは、日本観光の最大のお得意様である台湾、日本人が長期短期滞在あわせて500万人も渡航しているアメリカの方が日本にとって大事でしょう。アジアの中では中国は大きさでも人口でも大国だけど、これからはインドの台頭もめだってくるはず。インドは国連常任理事国入りを目指しており日本にとっても盟友だ。日本の乗船員が海賊に拉致された事件で、東南アジアが日本にとて重要な海路であることが広く知れ渡ったばかりだし。

4日に台湾団結連盟(台連)の方々が来日し靖国を参拝し、日本にとって心強いコメントを寄せていたのに報道したマスコミってどれだけある?

件名:「台湾の声」:蘇主席の靖国神社でのコメント

注目すべき相手はこっち(台湾)だよっ!

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Comments

こんにちは。とてもタメになるエントリからTBをいただきました。データ調査系のエントリは大好きです。「拾い猫日記」をブックマークしました。今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by: Hiro-san | April 10, 2005 at 09:27 PM

>ヒロさん
コメントありがとうございました。
『近隣諸国条項』についてヒロさんのブログで鋭く分析されていたので、参考にさせていただきました。

とても拙いの私のブログですが、あちこちの超有名ブログでお見受けするヒロさんからコメントいただいて、とても励みになりました。
ありがとうございます♪

こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。

Posted by: kits | April 11, 2005 at 10:30 AM

幼い日々の「フン闘記」コメント、ありがとうございます。もしかしてご同郷ですね。もしよろしければ、メールください。

Posted by: Hiro-san | April 15, 2005 at 05:28 PM

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