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August 29, 2005

土浦海軍予科練の話

cat_0508_29 ←茶ミ「どんな逆境でも日本人らしさは忘れないようにしたいニャリ」

終戦60周年ということで戦争関連の記事が新聞をにぎわせているが、産経新聞茨城版で下記記事を見つけた。

【幻の予科練秘話】(上)台湾と朝鮮半島の混合分隊 8月12日茨城版
【幻の予科練秘話】(中)終戦、そして耐乏生活 8月13日茨城版
【幻の予科練秘話】(下)消え行く当時の面影 8月15日茨城版

台湾と朝鮮半島からの海軍特別志願兵(海軍特別丙種飛行予科練習生)約100名からなる「土浦海軍航空隊 第109分隊」のお話。

(上)台湾と朝鮮半島の混合部隊 より引用

当時の指導教員で班長の●木(かぶらぎ)さんは「生活環境や民族意識の異なる隊員たちを合わせて訓練することは、非常に気苦労が多かった」と振り返った。
 そんな状況下、かぶらぎさんらは厳しい中にも思いやりの精神を持って、誠実に接したという。
 「上からの命令もあったが、朝鮮人、台湾人と差別感を持っての呼称は絶対使わないようにした。自分の弟たちの面倒をみるように接したと今でも自負している」

(中)終戦、そして耐乏生活 より引用

 下関駅で別れる際、鎮海出身隊員の代表から「今迄色々ト有難ウ御座居マシタ。同封ノ金額ハ我々ノ寸志デス。旅館代ニデモシテ下サイ。我等ハ男デス一死以テ東亜開放ノ為ニ奮闘致ス覚悟デアリマス。御健康ヲオ祈リ致シマス」(原文のまま)と書かれたメモと少額の現金を手渡された。

終戦間際の、しかも米軍による土浦海軍空爆直後の大変な時期である。にもかかわらず台湾や朝鮮から来た若者を気遣い、世話をし、心の交流を果たしたかぶらぎ氏の話を知るにつけ、戦争の悲惨さの傍にも人間同士の温かい交流は当たり前のようにあったのだ、という事に気付かされる。

出身が何処であれ分け隔てなく接しようとする「正義感」や「誠実さ」、そして下の者を親身に世話する「責任感」や「情」は、日本人の「あるべき姿」として常に心がけたいと思うし、また、現在の日本人よりは戦前戦中の日本人のほうが、はるかにそういう高い志を持っていたと思う。

そしてもう一つ思うことは、こういう話も戦争の一面として一つ一つ積み上げていって、日本人のバランスを失ったアレルギー的ともいえる今の歴史観をただしていく機運になればと思う。

≪用語解説≫
◆海軍特別志願兵・・・昭和18年8月 朝鮮と台湾に施行。年齢16年以上21年未満の者から徴集し採用し、兵種は水兵、整備兵、機関兵、工作兵、衛生兵、主計兵とし所管警備府司令長官が兵種を決定した。現役は3年、予備役は12年、予備役を終わり年齢45年に満つる年の3月31日まで第1国民兵に服した。なお朝鮮の志願兵・18歳以上は、第1回の募集400名に対して3000名が志願し、志願者は逐次増加した。
 (参考)大東亜戦争研究室

◆丙種飛行予科練習生・・・海軍内部の一般下士官兵の中から飛行科を志願し、選抜された者
  (参考)予科練記念館

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Comments

お久しぶりです♪
茶ミちゃん、だいふくくんあいかわらずかわゆいです(●´∀`●)
その後体調の方はいかがですか?
どうぞお大事に!
突然なのですが茶ミちゃん、だいふくくんのシッポてどれくらいありましたっけ?
兄弟みんな短いんですかね~(*´艸`)
ゆずは短いシッポを振って今日も元気です♪
そうそう、ゆず、
無理やり触られたり抱っこされると
「う゛ーーー」って唸る時があるんですが
娘に触られても声ひとつ出さずに大人しくしてるんです!
判ってるんですかね~(*^∀^*)

Posted by: 郁美 | August 30, 2005 at 12:14 AM

>郁美さん
どうもありがとう♪そして、ご心配お掛けしましたね・・・すみまそん

さて、うちの2匹のシッポについては新たに記事にしましたよん。そこの写真で2匹の「尾曲がり短尾」が観賞できるかと(笑)

郁美さんちの愛娘ちゃん、非常に福々と愛らしい表情になってきましたね♪おもわず触りたくなっちゃいます~

ゆずちん、あの短い尻尾も相変わらずかぁ~それにシッカリお姉さんしてるんですね・・・なんかほっとしました♪

Posted by: kits | August 30, 2005 at 04:00 PM

日本猫とかアジア系の猫は短い尾が普通なのですか・・。
勉強になりました。猫の毛色は単色の黒、白は見かけますが
茶色の単色は見ないのは何故でしょう?色々な色や模様が混合してるのは見られます。縞模様と半島のような飛び飛びのまだらな不規則模様が多いですね。もう1つ変なのは猫の目ですが、全身純白の尾の長い猫が広範囲に棲息してる地域が金澤市から南部の白山市地域まで分布は広いのですが この種類の猫の目玉が左右青が少なく、片方が左右ありますが赤い目をしています。二十日鼠などに見る両目の赤目のアルビノとの混血と思います。両目の赤目も稀にしか見ません。営業で広範囲を動いて観察してたのです。勿論雑種で血統証明など無い拾い猫やもらい猫の仲間ですよ。ちゃんと血統書付きの外国産猫は子供時代からペルシャ。アビシニアン、アメリカ・ショートヘアなどを飼い続けてる猫マニアですから良く知っています。尾の短い猫は運動能力が悪いと思っていました。尾で体重のバランスを取って上下運動と言うか高い場所まで移動可能な敏捷性があると思い込みしていたので、短い尾の猫には知識が無かった。あんまりこの地域には少ないようですよ。

Posted by: ようちゃん | August 31, 2005 at 01:49 AM

>ようちゃんさん
コメントありがとうございます。
ようちゃんさんは良く猫をご存知ですね。感心しました。
日本では今は短尾・長尾の割は半々らしいですよ。前時代のように長尾猫を嫌う人が皆無になったからでしょうか。

そうですねぇ、茶一色(茶ソリッドと言うらしい)の猫はあまりお目にかかりませんねぇ。毛色にはいくつもの遺伝子が関っているようなので、その組み合わせで茶ソリッドは自然発生しづらいのかも。

地域ごとに猫に特徴があるのは非常に興味深いですねぇ。金沢は白猫のメッカですか。。。
猫の遺伝子には『色』遺伝子っつーのがあって、『色』が優性で、その対立遺伝子には劣勢の『シャム』『チョコ』『無』があるそうです。
『色』遺伝子を一つも持ってなくて『無』遺伝子をホモで持っていればアルビノ(目が赤くなる)になるのですが、ようちゃんさんの言う「片目が赤」はどういう遺伝子の組み合わせでなるんでしょうかね。。。興味深いです。
いずれにしても金沢地区は『色』遺伝子を持たない猫が多く居そうですね。

ちなみに前述の郁美さんちの『ゆず』はアルビノではなく『白』遺伝子(優性遺伝子)を持っている白猫です。
『白』遺伝子は毛色にかかわる他の遺伝子の発現を押さえ込んで毛色を白くする最強の遺伝子です。
従って『ゆず』の親の1匹は確実に白猫であったと言えます。

Posted by: kits | September 01, 2005 at 04:06 PM

kitsさま
お返事遅れまして、失礼致しました。
強いて云えば私も「猫派」です。(笑)

これからもチョクチョク拝見させて頂きますので、
ますますのご発展をお祈り申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。

Posted by: 研究室主管 | September 04, 2005 at 01:51 AM

>研究室主管さん
わざわざコメントしていただきまして有難うございます。
力不足で、貴サイト『大東亜戦争研究室』の足元にも及ばぬ記事しか書けてませんが、先入観無しに正しい知識で日本人の歴史を捉え記事にしたいと思っています。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

それと、「猫」話にお付き合い頂き感謝(笑)

Posted by: kits | September 04, 2005 at 12:03 PM

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