« これからが大変です 6者協議 | Main | オーニシ特派員を何とかして! »

September 22, 2005

スパイ大作戦 in 日本

KGB、東京湾で破壊工作 元職員の著書で判明 60年代計画 日米関係悪化狙い 2005年 9月21日 (水) 15:51

 【ロンドン=蔭山実】東京で一九六〇年代に活動していた旧ソ連国家保安委員会(KGB)の工作員らが日米関係を悪化させるため、東京の米国関連施設の爆破や、東京湾に放射性物質をばらまいて米国の原子力潜水艦の責任にする破壊工作などを計画していたことが元KGB職員の故ミトロヒン氏の文書を集めた著書で判明した。
 著書は「ミトロヒン文書第二巻 KGBと世界」のタイトルで、十九日に英国で出版された。ミトロヒン氏は九二年にKGBに関する大量の機密文書を所持して英国に亡命し、昨年亡くなった。今回出版された著書は世界各地でのKGBの活動を記した同氏の文書が収録されている。

 日本では、六五年にKGBの東京駐在官事務所が当時のベトナム反戦デモに合わせ、起爆装置を米国製たばこの箱に隠した爆弾を、日本にいる協力者に米国文化センターの書棚に仕掛けさせ、翌朝に爆破させる計画を立案。KGBの犯行を隠すため、米国攻撃を訴える右翼団体のビラも偽造しようとしたという

 六九年には、東京湾に放射性物質をまき、横須賀基地の米原潜のせいにする工作が検討されていた。ただ、米国製の放射性物質の入手が難しいことなどからKGB本部が計画を却下したという。破壊工作以外にもKGBは外務省に協力者をつくり、冷戦下でKGBが日本に情報網を築いていた状況がうかがえる。

ほぉ~。いろいろやってくれるもんですな。

故ミトロヒン氏の文書とは「ミトロヒン文書第二巻」のことで、英国で19日、出版された

産経新聞の朝刊によると、

(産経新聞より引用)
KGBは日本の外務省内で協力者づくりに成功し、60年代から少なくとも79年までは二人の外務省職員が多くの機密文書をKGB側に提供。また70年代後半には外務省の電信官から重要情報の提供を受け、政界やマスコミにも協力者がいたとしている。

「外務省の電信官」「政界やマスコミ」の協力者って?!

ちょーー知りたいんだけど!

旧ソ連のスパイ大作戦にはこんな話もある。

「一知半解」さん ”スパイ”に関するミニコラム

MVD(旧ソ連内務省)が、スパイに仕立てようと狙った日本人の優先順位は、皇室関係者、政治家、財界人となっていた。この順位に基づき、MVDのラストポフ中佐は1000人を超えるスパイ網を作り上げたとされている。

まさか『皇室関係者』って?!とビックリしてしまうが、旧ソ連はヨハネ・パウロ2世も標的にしていた様子があり(下記参照)、その辺の遠慮や躊躇は全く無い模様。

『ラテンなニュース』さん 教皇庁でのスパイ活動告発より引用

(4月)28日付けのコリエーレデッラセーラ紙(伊)によると、疑惑の対象となっているのは、ポーランド人のコンラッド・ヘイモ神父。ポーランド人のローマ巡礼や法王との謁見の裏方を務めていたという。(・・・途中略・・・)そのうえで同記事は、1981年のアリ・アジャによる法王暗殺未遂事件の際、旧東側からの指令があった事実に触れるとともに、ミトロヒン事件にからんで、ワルシャワのKGB工作員がモスクワに送った通信文のなかに以下のようなメッセージのあることを紹介。

『「指令は完遂された。我々の仲間は、バチカン内における作戦上重要な地位を占めており、法王およびローマ教皇庁(Congregazione romana)に直接コンタクトを取ることが可能だ。そのほか、ヨハネ・パウロ2世の個人的な覚えも良く、いつでも謁見できる専門工作員もいる。」』

そのほか同記事は、1990年7月5日付けの「チェーシスメモ」に、KGBが法王の信用失墜を狙っており、聖母マリア像内部にまで小型マイクが仕組まれたほか、秘書官の住まいまで監視されていたとあったことを伝えるほか、当時、スパイ事件の調査に携わっていた判事が、ドイツで投函された脅迫状を受け取ったことなども紹介している。

先代教皇のヨハネ・パウロ2世は、当時共産圏のポーランド出身であり、ワレサ率いる連帯による民主化を積極的に支援することで、旧東側体制の崩壊に一役買ったとされる。それを思えば、KGBが工作を仕掛けていたとしても驚くにはあたらない。だが、スパイ活動に教皇庁内の聖職者まで関わっていたとすれば、かなりショッキングなことであろう。

バチカンのみならず日本の皇室関係者すら標的にしていたらしい旧ソ連のスパイ大作戦であるが、そんなに対外工作を頑張った旧ソ連は、もはや無く、何やら諸行無常を感じなくもない。

が、それよか、こんなKGBの暴露文が公表されてスルーはまずいんでない?どーせ、中共やら北やらの同類がゴマンと潜伏してるんだろうから、この際、一斉に掃除っっ、、、って事にはならんのでしょうか。

先日、まっちーが対外情報の収集機関新設を発表したけど、それに加えて国内での好き勝手を防止する手立ても急務な気がする。。。

せめて、このミトロヒン氏の告発内容をもとに調査をして欲しいよ。

さて、このミトロヒン文書、インドでも波紋を呼んでいる模様。

冷戦時、KGBがインド閣僚に贈賄=ロシア人作家の著書が波紋より引用

この中で、同氏は米国に亡命したKGBの大物スパイ、オレグ・カルーギン氏の証言として、「インドは第3世界へのKGBの浸透のモデルだった」と指摘。特に1984年に暗殺されたインディラ・ガンジー元首相の内閣に対し活発な工作を行い、インド総選挙の際にガンジー内閣の閣僚4人を含む政治家21人に選挙資金を援助したり、ガンジー支持の新聞社に資金を提供したりしたという。援助を受けた閣僚の1人はメノン元国防相で、同国防相はその後、ソ連からのミグ戦闘機購入にゴーサインを出した。

日本の政界にも外国のスパイがヒッソリといるんだろうけど、そんな非情な日本人を思い浮かべるより、どうもね、お人よしが騙されたような人のほうが連想しやすいんだけど。最近、無派閥になったKとか。

|

« これからが大変です 6者協議 | Main | オーニシ特派員を何とかして! »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74279/6065256

Listed below are links to weblogs that reference スパイ大作戦 in 日本:

« これからが大変です 6者協議 | Main | オーニシ特派員を何とかして! »