March 07, 2006

ただいま武道館( 携帯)

いや〜出遅れた!皇室の伝統を守る一万人大会。既に三好氏のスピーチが始まってた(焦)
それにしても、凄い人!8割かた席が埋まっている。実はこんなに人が集まるとは思わなかったので、かなり驚きです。 今は中西教授のスピーチ中です。もしいらっしゃることが可能なら是非足をお運びいただき、この壮観な眺めを味わって欲しい。

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February 24, 2006

自民党部会が開催された模様

皇室の伝統を守る「一万人大会」に参加希望のメールを出したところ、折り返し送られてきた整理番号は5000番代。

いやー、もう半分以上も参加者が集まったんだ~。ビックリ。

こういう集会への参加は初めてなので、少々緊張するがワクワクもする。早くこないかな~3月7日♪

さて、自民党での部会が昨日、開催されたようだ。

*****
『草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN』さん「自民党内閣部会にて、皇室典範勉強会が開催-女系天皇容認の合意形成をはかる目的か」

昨日(2月23日)、有識者会議報告書についての自民党内閣部会が党本部 901号室で本人出席約70名の下、開催されました。

甘利政調会長代理は挨拶の中で、「慎重に議論をすすめ、それを見極め」、「法案の国会提出は前提ではない」ことを明言しましたが、あくまでも女系容認の合意形成をはかるために本内閣部会は開催されている思われます。

柴田雅人(内閣官房皇室典範改正準備室長)から「皇室典範に関する有識者会議報告書」の説明がなされましたが、要点は下記の通りです。

(途中略)

まず、冒頭から、有識者会議の正当性などの問題(1~4)で白熱し、勉強会の空気を支配しました。

太田誠一  ①皇室典範は皇室会議を経て国会で議論すべき。
      ②国民が受け入れるのか否かの問題ではない。
      ③有識者会議の正当性はあるのか

野田 毅  ①有識者会議の人選は誰が選んだのか
      ②有識者会議は皇族と議論を重ねるべきであった。
       吉川座長の三笠宮殿下のご発言に対する対応を批判
      ③有識者会議の報告書は棚上げ、白紙になると思っている。

西川京子  ①有識者会議の人選は誰が決めたのか
       ※座長・副座長は共産党とのうわさがあり、それが本当であれば大問題

戸井田徹  ①男系男子で皇位を継承する議論をすべき

船田 元  ①紀子妃殿下のご懐妊にとらわれず、100年後をみすえるべき
      ②男系は続かない
      ③スペインの例をあげ、西欧では、王族だけでなく国民の支持が得られなければならない。国民の3分の2以上の支持が必要。世論では女系天皇を6割以上が支持。
      ④ただし、女性天皇と女系天皇の違いが明確になされているのかは重要。

舛添要一   ①天皇は憲法上の存在である。
      ②昭和天皇が側室を禁じたのは支持する。皇位継承は壬申の乱や南北朝に見られるように変動していることを認識し、議論すべきである。

赤池誠章  ①有識者会議以前にも検討されたものを、検討材料として提示すべき
  ②旧皇族や女性宮家創出の議論も提出すべき

萩生田光一 ①会議の進め方の確認
      ②政府の準備室はどういう手続きで行なわれたのか

岩屋  毅 ①この問題は単なる法律ではなく、憲法事項である。世論になびいてはいけない。
      ②どこに正当性があるのか議論すべき
      ③内閣部会ではなく、検討会の名称を検討すべき。

山本一太  ①全般的にどう判断していいのかわからない。
      ②男系で皇位継承がつづくのかは疑問。
      ③旧宮家が困難と判断するにあたって、根拠はあるのか。世論調査は行なったのか

【議員の質問に対する回答】

冒頭4人の白熱した質疑に対して、甘利政調会長代理は「いろいろ意見があろうかと思いますが対案をだして欲しい」ことを訴えました。

その後、柴田(事務局)氏は「総理大臣が有識者会議のメンバーを選出した。人選は内閣官房で行ったことを、明言しましたが、この人選は古川貞二郎氏が行なったのではないかと思われます。

萩生田議員の会議の進め方についての質問に答えて、木村勉部会長は「法案提出を前提としないから賛否はとれない・報告書の理解をはかりたいと述べました。やはり合意形成をはかる部会であることが読み取れます。

3、山本議員(10)の旧皇族復活がどうして困難なのか、その根拠に対して、柴田(事務局)氏は「世論調査はしているわけではなく、有識者会議メンバーの意見である」ことが判明しました。

最後に、木村部会長は次回の会合の日程については、言及しませんでしたが、もともとは定期的に開催する予定でしたが、今回の部会がどのような影響を与えるのかは定かでは有りません。

しかし、定期的に開催し、合意形成を図るものと思われます。それというのも、部会後、木村氏は、記者団の質問に対して、「男系男子の案を提示することは無い。有識者会議の報告書を基に議論を進める」と明言しました。

また、木村氏が党本部玄関口にて、武部幹事長と出会い、武部幹事長よりどうだったのかとの質問に、「うまい流れになると思います」と応えていたように、なんとしても合意形成を図ろうとしていることが伺われます。
*****

昨日の部会は、広く自民党員に知らせる事をしなかったために言わば抜き打ち的な開催となり、

>開催自体を知らなかった議員も多く、党執行部のなんとも巧妙なやり口に、
>怒りをあらわにする方も少なくありません。

> しかも同時刻に伊藤公介氏の政倫審が院内であるということで、
>そちらにコンクリートになる慎重派議員も大勢います。

> 執行部としては、賛成派・推進派を部会に大量動員して官邸の思うように進め、
>ギクシャクしている政権基盤を落ち着かせようという腹があるようですが、

という情報がこの『草莽崛起』さんのブログコメント欄にある。
自民党執行部は超姑息!

昨日の部会の各議員さんの発言にあわせて抗議・激励メールを送ってみる。

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■内閣部会長 木村勉(衆・東京15 山崎派)
BenBen@kimura-ben.com

部会開催について党内に広く案内するどころか、なかば隠密に開催。しかも伊藤議員の政治倫理審査会とぶつける等、やり方が姑息。女系賛成派議員を大量動員し、部会を思うままにしようという魂胆がみえみえ。ボスは武部幹事長のようだが、武部氏には先般の「贋作メール」問題で同情もしたが、こういう裏事情を知るにつけ、あのまま政治生命を断たれてしまった方が日本の国益になったのにと思う。

■太田誠一(衆・福岡3)
liberty@otaseiichi.jp

皇室典範は皇室のもの、皇室会議を経るべき、という主張は大いに賛同する。また世論という移ろいやすい浮草を頼りに改正をしよとする有識者会議に正当性を見出せないという主張にも賛同。

■野田 毅(衆・熊本2)
g03476@shugiin.go.jp

吉川座長の発言には憤りを感じるとともに、皇室制度について何か良からぬ作意すら感じていた。野田氏のような議員が存在することに救いを感じている。

■西川京子(衆・福岡10)
office@nishikawa-kyoko.jp

皇位継承をまるで男女同権論のような誤った捉え方をする女性が多い中、正しく理解されていることは同性として非常に心強い。

■戸井田徹(衆・兵庫11)
toru@toida.org

考えを支持する。

■船田 元(衆・栃木1)
info@funada.org

100年後を見据えるというが、2600年の永きに渡り男系で皇位継承してきたという歴史は、日本という国の物語りであり大事にしていかねばならない国柄。それをたかだか100年後だけの世の中を見据えろというのは本末転倒。

男系は続かないというが、女系を容認したら、それこそ皇室は続かない。今まで天皇と皇后で分担されて継承してきた大変なお役目を、女帝は一人二役を担わねばならない。そんな女帝を支える大変な役回りである「女帝の夫(=いずれ天皇の父)」に誰が名乗り出るのか? 女帝はそのまま独身で終るのが目に見えている。そうなれば皇室断絶だ。

皇室存続のためにすべきは、もともと正当な皇統を有する宮家の増設だ。つまり60年前に皇籍を離脱させられた旧皇族の皇籍復帰だ。今現在、11名の男子が存在するのだから、そこから始めたほうが女性宮家を認めるという革命みたいなことをせずとも、はるかに効率的に宮家の増加に繋がる。

スペイン王家の例を挙げているが、スペイン王家こそ18世紀以降、直系継承を認めたがゆえに直系重視と傍系重視の間のいさかいが起き、国の分裂状態を引き起こしたことで有名な国。逆に日本の男系維持が王朝の防衛に非常に有益だったことを証明する反面教師だ。

また世論の支持がなければ王位を継げないスペインの世論と日本の世論は、その質が違いすぎる。皇位継承についても皇室についても、その本質をまったく考えなくとも連綿と継承できた日本の皇位に対して、日本の世論は真剣に考える必要など今までなかった。それをいきなり世論に従い継承を決めると言われても、いまから勉強しなければ深い判断など不可能だ。

それを今の段階で世論が支持している、と判断するのは軽々しすぎる。

■舛添要一(参・福岡)
http://219.165.49.123/fmi/xsl/koushiki/inquiry.xsl

天皇は憲法上の存在ならば、天皇は憲法の理論と矛盾する点が多く、皇室制度自体を認められないこととなる。天皇は憲法論で論じきれない存在であると規定すべき。テレビ番組で愛子さまの自由恋愛を認めさせろと発言したそうだが、勉強不足も甚だしい。そういう不勉強な人が議員であることも驚きだが、部会で不勉強を露呈するような発言をしていることは驚きを通り越して呆れた。一般の家庭の皇室を同一視する愚かな考えだ。誰でも自由に恋愛し結婚する権利があるという根拠でローマ教皇にも結婚の自由を与えよと言っているのと一緒だ。

また皇位継承については神話と一体となった天皇という存在を認めずして天皇は存在しえない。マリアの受胎やキリストの数々の奇跡を論理的でないと切り捨ててはキリスト教は成り立たないのと一緒。

■赤池誠章(初,衆・南関東)
ma@akaike.com

旧皇族の議論をすべきという論に賛同する。ただ、女性宮家創出という、いままでの歴史に無い革命みたいなことをせずとも、旧皇族の復帰で宮家の増加は図れるのではないか?

■萩生田光一(衆・東京24)
hagiuda@ko-1.jp

非公開の準備室については先日の産経新聞で記事が載ったが、非常に疑惑を持っている。あきらかに結論ありきで進めている感じがする。そういう視点を持つ方がいるのは嬉しい。

■岩屋  毅(衆・大分3)
info@t-iwaya.com

世論になびいてはいけないという論には賛同するが、憲法事項ではないと思う。皇室そのものが平等の憲法の精神の外にある。憲法内で議論すれば、職業選択の自由も、選挙権も、居住の自由も無く、あきらかに国民の権利とは一線を画す皇室は廃止せねばならなくなる。

皇室典範は憲法外で論ずるべき。

■山本一太(参・群馬)
http://www.ichita.com/03mail/index.html

旧宮家についての有識者会議の判断が個人的見解だと分かった。氏の質問は有意義だった。
部会については、自民党内では執行部が思いのままに進める目論見らしいが、多くの国民が実は注目していることを自覚していただきたい。

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ところで今日の朝まで生テレビで「皇室典範改正」をやるらしい。司会の田原自体が女系容認だからな、議論の行方は見えているが、、チェックしよう。でも最近夜更かしできないんだよね~年かな(汗)

【2006.2.26 add】
◆『ぼやきくっくり』さん 「朝生「天皇」~アンケートは男系維持派の勝利」へTB
くっくりさんが朝生の状況をレポしてくれている。結局、パネラーが女系容認に偏っていて八木さんが集中砲火をあびたらしい。悲惨・・・気の毒・・・。
ところが番組の視聴者アンケートでは女系反対が容認派を上回ったんですと!なんとまぁ、番組の議論とは裏腹な結果になるとは。ちょっと意外でびっくり。

◆『日本の心を育むネットワーク 』さん 「皇統断絶阻止の天王山!自民党内閣部会が初会合!」へTB
部会の状況がより詳しくレポされている日本政策研究センターへのリンクあり。これは貴重なレポですな。情報ありがとうございます。

◆TB2件を削除。該当のTBは情報提供でもなく、こちらの内容に対する記述も無い。該当ブログにてコメントで「関連づけ」のお願いをするも反応がないのでコメントにて削除する旨を通知。(コメントは許可制らしく私のコメントは未だ未承認)

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February 17, 2006

「女系天皇」容認は予定調和

テレビ大好き人間の私であるが、今日はいつにも増してワクワクだわ。恋人(心の)である長谷川平蔵さまが夜8時から、そして深夜にはトリノ五輪スキージャンプ・ラージヒル予選に愛人(心の)である岡部選手が出場するのだ。嗚呼、今夜も眠れない。前置きはコレくらいにして、今日の産経新聞は一面から三面まで「皇室典範改正問題」に関する極秘文書で満載でございます。すげード迫力。

この問題に関心の有る大抵のブロッガーは、

有識者会議の内容なんて最初から「女性・女系天皇容認」の結論ありき

なんて事は薄々気が付いてますって。

でも、その発端を現物で示されると、かなり圧巻ではある。

記事の内容から時系列に出来事を辿ってみる。

 【皇室をめぐる最近の主な出来事】

平成(西暦)

5年('93)   皇太子ご結婚の儀
6年('94)   秋篠宮妃殿下 第2子ご誕生

8年('96)1月 橋本内閣誕生(~10年6月)
     8月 内閣「男女共同参画2000年プラン」作成

同年      宮内庁で皇位継承に関する資料を作成

9年('97)4月 内閣官房が参加し、政府の第1期の皇位継承制度に関する非公式研究会が始まる(~11年3月)

 ・研究会設置の経緯:橋本首相(当時)「皇位継承について広く研究しておいてくれ」と古川氏に話したことか?
 ・メンバー:工藤敦夫元内閣法制局長官、古川貞二郎内閣官房副長官(当時)現委員、大森政輔内閣法制局長官(同)らのほか、元宮内庁幹部ら。当時の鎌倉節宮内庁長官、森幸男次長も参加。
 ・議論:「女系天皇に対する国民感情がどうなるかが最大の問題。その場合、天皇のありがたみはどうなるか」
     「旧皇族の皇籍復帰は議論せず」

10年('98)7月 小渕内閣誕生(~12年4月)

11年('99)4月 第2期の研究会が始まる(~12年3月)

 ・メンバー:園部逸夫元最高裁判事 現副座長ら。
 ・議論:「女性・女系天皇にどういう問題があるか、認める上で妨げはあるか」

     6月 男女共同参画社会基本法 成立(12年~施行)

12年('00)7月 森内閣誕生(~13年4月)

13年('01)4月 宮内庁が雅子さまご懐妊の兆候と発表

     同月 小泉内閣誕生(~現在)

    12月 皇太子ご夫妻に長女、愛子さま誕生

15年('03)5月 内閣官房、内閣法制局、宮内庁が共同で皇位継承制度改正を検討(~16年6月)
       ・官房長官:福田康夫(~16年5月)
       ・法制局長官:秋山收(~16年8月)
       ・宮内庁長官:湯浅利夫(~17年4月)

    12月 宮内庁の湯浅長官が秋篠宮家に「3人目のご出産を」と発言

16年('04)5月 政府が女性・女系天皇容認を打ち出した極秘文書をまとめる(今記事)
 ≪文書上の改正手順≫
 第一段階:政府部内の関係者による非公式の検討着手、16年3月末までにとりまとめ
 第二段階:有識者の懇談会立ち上げ正式検討開始
(→現実は16年12月に開始)
      中間報告
(→現実は17年7月に中間報告)
      それに対する世論を見ながら成案まとめ
(→現実は17年11月に成案)

    同月 皇太子さまが「雅子の人格を否定するような動きがあった」とご発言

    7月 内閣官房と宮内庁が公式検討に向けた準備をスタートさせる
       ・官房長官:細田博之(~17年10月)
       ・宮内庁長官:湯浅利夫(~17年4月)

   12月 皇室典範に関する有識者会議が発足

17年('05)1月 有識者会議が初会合

   7月 有識者会議が両論併記の中間報告

   11月 有識者会議が女性・女系天皇を認め、長子優先とする報告書を提出

18年('06)1月 秋篠宮ご夫妻が歌会始でそろってコウノトリのお歌を披露

   同月 小泉純一郎首相が施政方針演説で皇室典範改正案の提出を明言

   2月 宮内庁が紀子さまご懐妊の兆候と発表、政府が皇室典範改正案提出を断念

上記年表より平成9年の段階で「女系天皇」の検討が始まっていたことが分かる。その時点で既に方向性は決まっていたのだ。
その頃といえば「男女共同参画社会」推進に向けて政府内でも推進本部が設置(平成6年)され、平成12年には「男女共同参画社会基本法」が施行、それ以後は行政が一丸となってジェンダーフリー社会へまっしぐらであったことは周知の事実。

愛子さまご誕生前から「女系天皇」の議論があったということは、小泉首相が愛子さまかわいやで「皇室典範」改正を推進したかったのではないという証左でもあると思う。ま、「じゅんちゃんは勉強不足」の誹りは免れないとは思うけど。

上記のこの年表をじーーっと眺めると、ジェンダーフリーの偏った思想に侵食された非公式研究会の「女系天皇」容認方針、という正体がおぼろげに見えてくる気がする。

研究会は「世論の動性を見て改正」なんて言ってるけど、その肝心の「世論」は果たして「女系天皇」容認のまま推移するでせうか?私は

「甘い」

と思う。

ジェンダーフリー慎重論がジワジワと拡大している今、国民的議論になればなるほど研究会の頼りの「世論」は「女系天皇」消極論に移って行くと思う。なにせ研究会が根拠とした一昔前の「世論」はジェンダーフリー行け行けドンドンだったのだもの、当たり前っちゃ当たり前。

嗚呼、気まぐれな女心・・・いな、「世論」。

だから「世論」よりも「史実」の方を頼りにしていただきたいんですがね。。。

最後に産経の記事を保存しておく。

【2006.2.18 add】
◆『ぼやきくっくり』さん 「皇室典範~有識者会議はやはり追認機関でしかなかった」へTB
2003年の湯浅宮内庁長官(当時)の「第3子を」発言は、この非公式研究会の「女系天皇」容認への危機感だったとも考えられる、というくっくりさんの考察に納得できる。確かに、裏でこんな状況が進んでいれば「なんとか御子さまを・・・」と思うよね。

◆産経の「皇位継承制度のこれからのあり方について」(ネットソース無し)をテキスト化

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February 13, 2006

有識者会議 覚書その1

いや~日の丸飛行隊、残念!そして眠い。。。さて本題。

最近テレビで良く見かける所功京都産業大学教授の主張で『?』と思う事があった。

私が『?』と思った氏の主張とは、

古代日本の家族のあり方とは『母性尊重(産み育て)』であるウェークアップぷらす2月11日OA

という点。

思うに、『母性尊重』であればこそ懐妊および育児は尊重される社会であろう。ならば懐妊・育児の負担が更に重くなるような『女帝』は普通ならば極力避けるはず。「産み育て」を尊重するからこそ天皇と皇后で役割分担をし、過度な負担から女性を守ろうとするのが筋なのでは?

古代が『母性尊重』だから「女帝女系」もありとする氏の主張に納得できない。
そこで氏の有識者会議での主張を、寝不足の頭ではあるが熟読してみた。

氏の主張を要約。

8世紀初頭に完成した「大宝令」に「継嗣令」という篇目があり、これは「養老令」とほぼ同文。その冒頭に「およそ皇兄弟と皇子、皆、親王と為す」とあり、そこの注に「女帝の子も亦同じ」とある。

→つまり、天皇たり得るのは、男性を通常の本則としながらも、非常の補則として「女帝」の存在を容認していた。原注は中国の「唐令」には無く日本独自。これは母系血縁あるいは母性というものを尊重する日本古来の風土から生まれた。しかし「女帝は男帝と何ら変わるところのないものとして日本律令に規定されてきた」とまでみる説は言い過ぎ

→ただし「女系の子」とは女帝になられてからのお子ではなく、以前にお生まれにになった方のこと。いわゆる女系継承まで容認した、もしくは予想したものとは考え難い。しかも内親王が結婚できるのは4世以上の諸王、つまり皇族であり、前述「女帝の子」であっても男系継承は維持されることになっていた

よーーするに、、、
古代の日本は「女帝」を認めていた。しかし皇位は男子優先ではあった
古代の日本は「女系の子」にも皇位は一応は認めていた。しかし皇族の結婚相手は皇族しか認められていなかったので「女系の子」であっても結局は必ず「男系の子」になっていた

「古代日本はホントは女系だったんだ!」みたいな新説かと思ったら違うじゃんか。。。結局、古代日本も『男系男子優先』じゃんか。勘違いさせんなよなー。

ちなみに、氏の最終結論。

≪女系容認≫
側室制度と、皇后との養子縁組や宮家の養子継承も容認して、何とか男系継承を維持してきた、ということが古来の実情。それが戦後に両方とも禁止してしまった。そもそも女性の宮家創設も認められていない。こういった厳格な規制、そして晩婚少子化の社会情勢では男系男子の継承は不可能。

→皇室典範のあまりにも厳格な規制を緩和するしかない。
(案)女性宮家の創設を認める。養子も認める。
  ・宮家を増やし維持していけばいつの日か傍系の男性皇族が直系の女性皇族の結婚相手になる、または女性天皇や女性宮家に、旧宮家の男子孫が入婿される、という可能性も期待される
 ・旧宮家の方々及び明治以降に養子や結婚を機に臣籍降下をされた元皇族の現存者と、更にその3世辺りまでの御子孫は、皇統より分かれ出たことのハッキリした高貴な名族として、新しい「皇別」として、皇族に準ずる名誉と役割を認め、自覚して生活するのが望ましい。

≪女性天皇の容認≫
過去の女帝の前例もあるので容認すべき。
ただし懐妊・出産・育児という大変重要な役割があるうえ、更に責任の重い多様な天皇の任務をも果たされるということはあまりにも過酷

→実際上は男性皇族が率先して天皇の任務を引き受けられるようにするべき。

要するに

女系も女帝も有りにしといて、後は皇族のご判断で男子優先とか男系維持とか運用可能なようにしたら?

ってことだと思う。

そんなことだったら、最初から皇室典範を憲法から外してまずは皇族の運用にお任せし、その運用状況を後で国会承認するとかにしたほうが、よっぽどスッキリすると思うけどな。

【2006.2.16 add】
◆『びーちぇの別館』さん 「田中卓教授の論はおかしい。」へTB
田中某の論文を本屋で立ち読みし、なんだこりゃ?という違和感を憶えた。その田中氏についてのびーちぇさんの反論。田中氏の論文を載せた週刊誌はそれへの反論を続編として載せて欲しい。反論したい学者は多数居るはずだ。

【2006.2.24 add】
◆『びーちぇの別館』さん 「古代も男系社会ですよっ、所教授。」へTB
びーちぇさんの所氏への反論、実は心待ちにしておりました。古代の日本を研究しておられるびーちぇさんなら、絶対に所氏を論破するはず!そして論破してくれました♪

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February 07, 2006

私にとっての神道って・・・

前エントリーで、私は今回の「皇室典範改正」問題を通じて、日本人のアイデンティティーを薄ぼんやりながらも肌で感じるようになった。それを自分の文章力で論理的に明解に説明するには、まだまだ不勉強であるが、昨日の産経新聞に石原慎太郎氏が寄せたエッセイは、「そうそう、そうなんだよね」と強く共感するものがあったので全文載せておこう。。他力本願だと誹られそうだけど、、ハハ。
あ、念のため付け加えるが、私が「日本人のアイデンティティー」と言うところの『日本人』とは、今に生きる現代人だけでなく古の日本人も当然ながら含むのだ。

*****
石原慎太郎 『日本よ』

「祭司たる天皇」 

 最近になってにわかに天皇の皇位相続についての議論がかしましいが、この問題を論ずる前に国民にとってそも天皇なるものはいかなるものなのかを考えなおす必要があるような気がする。

 敗戦後から今日に至るまでの時代において、日本国民にとっての天皇の意味を示したものは主に憲法だろうが、その第一条に『天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く』とある。

 この起草者が日本の歴史と文化をどれほど確かに踏まえてこの文を綴ったのかは定かではないが、象徴というわかるようでわからぬ言葉にこめられたもの、またこめなくてはならぬものについて、今の日本という開かれた市民社会の中でもう一度確かめなおす必要があるのではなかろうか。

 憲法に『国民統合の象徴』と唱われている限り、天皇制の存在は日本という国家社会にとってのいわばアプリオリ(先天的)なのだろうが、ならば天皇は何ゆえに国民統合のための何の象徴なのか、なぜに象徴足り得るのかを。

 憲法には思想と信教の自由が保証されているが、国民の中には共産党やその共鳴者のように天皇制そのものを否定してかかる者もいようがそれはさておいても、個々人の信条に強く関わる信教に関しての自由が保証されている限り、憲法の建て前からすれば天皇の存在は国民個々人の信仰の違いとは矛盾してはならない筈である。

 しかしながら私は天皇こそ、今日の世界に稀有となったプリースト・キング(聖職者王)だと思っている。人類の歴史の中に同じものを探せば、古代エジプトのファラオに例を見ようが、現今の世界には他に例がない。さらにいえば天皇は神道の最高の祭司に他ならない。ならば神道もまた宗教の一つではないかという反論があろうが、私には神道は宗教というよりも日本人の心情、感性を表象する日本独特の象徴的な術だと思われる

 その根源は日本という変化の激しい特有の風土にまみえてきた古代人が、自然への畏怖と敬意と賛仰をこめて編み出した、万物に霊性を認めるアニミズム(精霊崇拝)の上に成り立ったシャーマニズム(予言など超自然的存在との交流による宗教現象)にあった。そうした汎神論はたとえば那智の滝を御神体として祭った那智大社別宮飛滝権現神社であるとか、三輪山そのものを祭った奈良の大神(おおみわ)神社の存在に如実に表れてい、その集大成が伊勢に他なるまい。

 私はかつて、熱心なカトリック教徒である曽野綾子さんが伊勢を訪れた折の感動を記した文章に強い印象を覚えた。彼女はその中で伊勢こそが日本人の感性、精神の原点だと悟ったと記していた。それは優れた芸術家の感性を証す、宗派などという人間が後天的にものした価値観や立場を超えた、人間たちの在る風土が育みもたらした人間にとって根源的なものへの真摯で敏感な認識に他なるまい。

 日本の風土が培った独特の汎神論はその後伝来した、これまた他の一神教と異なり多様な聖性を許容する仏教と容易に混交融和して今日の日本人独特の、決して宗教的なものにとどまらぬ、いわば融通無碍(むげ)な価値観とさらにそれに育まれた感性をもたらした。

 そしてそれについて、一神教がその大方を支配する今日の世界の狭量な価値観の対立と混乱を予測したのかアインシュタインやマルロオのような優れた感性の識者は、日本人の価値に関する感性こそが人類の救済に繋がるともいっている。そしてその感性の表象こそが神道なのだ。その限りにおいて神道は宗教の範疇を超えた日本人の価値観の表現の様式であり、民族としての自己表現の有効な一つの手立てに他ならない

 そしてさらに、天皇は本質的に宗教というよりも、宗教的しきたりも含めて日本の文化の根源的な資質を保証する祭司に他ならない。過去の歴史の中で天皇はさまざまな形で政治に組みこまれ利用もされてきた。武士台頭以前の時代には公家支配の核とされ、近代にいたり軍閥跋扈の時代には大元帥として軍事の統帥者とされ、太平洋戦争時には人間ながら現人神(あらひとがみ)にさえされてしまった。

 それらの時代を通じて天皇に関わる事柄として日本人が一貫して継承してきたものは、神道が表象する日本という風土に培われた日本人の感性に他なるまい。そして天皇がその最大最高の祭司であり保証者であったはずである。

 私がこの現代に改めて天皇、皇室に期待することは、日本人の感性の祭司としてどうか奥まっていただきたいということだ。戦後からこのかた皇室の存在感の在り方は、宮内庁の意向か何かは知らぬが、私にはいささかその本質からずれているような気がしてならない。たとえば何か災害が発生したような折、天皇が防災服を着て被災地に赴かれるなどということよりも、宮城内の拝殿に白装束でこもられ国民のために祈られることの方が、はるかに国民の心に繋がることになりはしまいか。その限りで私にとって天皇が女性であろうとなかろうと関わりないことと思われる。

 その故にも、以前にも記したが天皇陛下には是非々々とも靖国神社にお参りしていただきたい。それは「靖国」が決して政治問題などではなしに、あくまで日本の文化神髄の事柄なのだということを内外に示す決定的なよすがとなるに違いない。

*****

自分の今の生活をよくよく思い返してみると、当たり前に思っている概念が古来から綿々と受け継がれている日本固有の概念であることに気付かされる。
地鎮祭、上棟式など〝イエ〟にまつわる祭祀は今でもごくごく当たり前に一般に行われている。子供の頃、撒かれるモチ目当てに、あちこちの上棟式に参加した。
実家は仏教徒なのだけど、家の中には神社のお札がそこかしこに貼られた。カマドには火事除けのお札が貼られていたし、玄関には家内安全のお札が貼られ、それらは毎年新しいものに貼り替えられた。
年越しには祖父(祖父が亡くなってからは父)が、実家の町工場の決まった場所数箇所に鏡餅を飾り、お神酒を上げ、ろうそくを立て、お参りして廻った。

石原氏は上記エッセイで「神道は宗教というよりも日本人の心情、感性を表象する日本独特の象徴的な術だと思われる」と述べている。私にとっても『神道』はいち宗教というよりも、自分の原風景に密接に組み込まれた自分自身の一部でもある。

しかし一般庶民の悲しさは、そういった原風景であるはずの民俗的風習が時勢により省かれたり忘れ去られたりすることがまま有る事だ。
少なくとも私が天皇を大事に思うのは、一般人が忘れがちな民族の原風景を古代より引継いでおられるからに他ならない。自分が忘れてしまっても、それを天皇という存在が大事に引き継いでおられる。それがどんなに有難く、そして安心感を持たせてくれることか。

ただ、普通に今の社会で生きていたら天皇とは何ぞや、神道とは何ぞやという事は意識すらしなかったであろう。今回の「皇室典範改正」は大事なことを学ばせていただいた。

ここまで書いてたら

秋篠宮妃殿下御懐妊!!!

なんておめでたいニュースなんでしょう!鳥肌が立ちました。

秋篠宮両陛下は物凄い『公』のお方だ。。。

篠沢教授が昼のテレビの電話インタビューで、

このままいったら皇族が際限なく増えちゃう。だから今回の皇室典範改正で皇族の範囲を4代まで限定しようと。その範囲内で男女とも皇族であると。その代わり女性皇族には旧皇族の男子と結婚されるように、という第三の案を提案しております。

と言っていた。
篠沢案でうまく行くのかどうかはよく考えてみなければ分からんが、少なくとも篠沢教授は『男系』の意味をよく分かっている模様。
ま、色んな案が沢山でるのはいい事だ。

【2006.2.9 add】
◆『園丁日記』さん 「ご懐妊めでたし、秋篠宮妃殿下。」へTB
皇族とはかくも過酷なさだめなり。でも、そのさだめを受け入れ、公のためにと尽すお姿は、やはり気高く尊いです。TB先の枇杷さんも述べているが、愛子内親王そして雅子妃殿下へもこのたびの慶事が良い影響となれば、、、と願わずにはいられない。

◆『ぼやきくっくり』さん 「皇室典範~紀子さまご懐妊で改めて思ったこと」へTB
確かに妃殿下のご懐妊でマスコミは「皇室典範改正」をこぞって取り上げている。マスコミの姿勢はともかく、それによって国民に多くの情報が行き渡るのは、まぁ、いいことでは有る。これはくっくりさんはじめ女系天皇に反対する多くのブロッガも共通に思っていることではないかと思う。
ほんで、いったい皇室制度って何なのよ?ということを考える人が多くなればいいなぁ。。

【2006.2.11 add】
多くの方々よりTBをいただきました。有難うございます。

◆『びーちぇの「ヲシテのクニ」』さん 「皇位継承 古代における女性の尊さ」へTB
女性を尊重すると言う事、その真の意味について考えると、天皇という存在は皇后という存在と二人合わせて一体なのであるという古代日本の概念にたどりつく。女性天皇とはまさに天皇と皇后の一人二役。ご無理がかかるのだ。古の日本人が女性天皇を緊急時のリリーフとした理由がここにある。びーちぇさんの今回のエントリも深い。

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February 05, 2006

マスコミはもっと頑張れ!

最近は報道番組でチョコッとずつ「皇室典範改正」について取り上げられるようになってきた。が、なんだか政局がらみになってきたからではないかしらん?おそらくね。

所詮マスコミなんてそんなモンなのか・・・。

ポスト小泉がどうのこうの、なんて話に終始し、皇室典範改正の中身なんてそっちのけという事態は最悪なので、そんな政局がらみの状況を舌なめずりして待ち受けてるようなキャスターやコメンテーターを見っけたら、どしどし苦情を出してやるかんね!(右サイドバーに報道番組のリンク貼り付けといた)

今日も見つけちゃったわよ、そこの田原なにがし@サンプロ!

田原:(女性キャスターに向かって)「あなたは女系女性天皇どう思ってんの?」
女性:「いえ、私もつい最近勉強して、ようやく女系天皇と女性天皇の違いが分かったような状態なんです。世の中の方も同じようによく分かっていない方のほうが多いのでは・・・」
田原:「だから、貴方は賛成?反対?」
女性:「充分に理解されるようにしていかねばなりませんね、非常に難しい問題です。」
田原:「どこが難しいの?」
女性:「え~、、、これは非常に難しい問題ですよ・・・」

(注:録画したわけではないので上記発言は要旨として捉えてください)

だからさ~。そうやって問い詰める前に番組としてキチンと説明するべきでしょうが。首相と有識者会議の「女系天皇容認」の主旨と、それ以外に出ている改正案をずらーっと紹介すべき。ポスト小泉の誰それがどう言ってるとかではなくって、議論内容そのものを紹介して欲しいわ。

つい最近、自民の加藤・山崎両氏が「女系天皇容認」を言い始めたけど、今日のサンプロ出演の民主・仙谷氏といい、当ブログで媚中韓連中として今まで批判した人たちがこぞって「女系天皇容認」言い始めてるから、「本当はKもYも、女系反対に傾くポスト小泉の動向を見極めたから女系容認なんて言い始めてるんぢゃ?」みたいな色眼鏡で見がちになるのは自分でも戒めるべき、と思う。
自民の片山(虎)氏の言うとおり「ゆっくり静かに議論を進めて世論形成をしなければならない」というのに賛成。

下記の日テレ調査でもわかるように、世論の半数超は「女系天皇」と「女性天皇」の違いが分からないのだ。

▼現在、天皇は男子に限られています。あなたは、今後、女性が天皇になることがあってもよいと思いますか、思いませんか?
           昨年1月    本年1月
思う        91.7%  85.9%(↓)
思わない       4.6%   9.8%(

分からない、答えない 3.6%   4.3%(

▼天皇制は、伝統として父方の天皇の血筋を継ぐ「男系」が維持されてきました。政府の有識者会議では、女性が天皇になるのみでなく、女性天皇の子どもが天皇になる「女系天皇」を認めています。あなたは、「女性天皇」と「女系天皇」の違いについてご存知ですか、ご存知ではありませんか?

知っている      36.7%
知らない       53.2%
わからない、答えない 10.2%

▼小泉内閣は、「女系天皇」を認める皇室典範の改正案を、いまの国会で成立させたい考えです。あなたは、改正案についてどうするべきだと思いますか?

今の国会にこだわらず時間をかけて審議すべきだ 66.9%
速やかに成立させるべきだ      23.1%
女系天皇を認める改正は必要なし   6.2%
わからない、答えない        3.8%

マスコミは、「女系天皇」賛成か?反対か?などと誰それに聞く前に、「女系天皇」と「女性天皇」の違いについて広く広報する役目を担うべきではなかろうか。よく知らない人に賛成反対を聞けば、そりゃ答えは○×で出てくるだろうけど、そんな理解の浅いままにほったらかしで良い問題ではないと思う。

それにしても。。。

有識者会議の内容が問題化してから4ヶ月ちかく経つが、未だに「女系天皇」とは何のことか分からない人が半数以上いるのは、結局世間は「興味なし」ということなのか?

もったいない。。。

私は今回のことで小泉さんにある意味感謝している。

「女系天皇」って?
万世一系って?
陛下と皇后の役割分担って?
そもそも天皇って何?
そもそも神道って何?

こんなこと、いままで興味すら持てなかったんだけど、今回の問題でものすごーーーく多くのことを学ばせていただいた。まだまだ学びの途中であるが、自分のアイデンティティーというか、自分の中の日本の要素を多々発見できた。それは他の日本人の中にも共通にあるんだろうな、、、というような日本人のアイデンティティーの要素発見でもあった。

ああ、何か上手く説明できなくてもどかしいのだが、楽しい学びであることは間違いない。

知らずにいるなんて、もったいない。

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January 29, 2006

竹村はん、太郎さん、よく言った!

昨日のじゅんちゃんビックリ発言が各所で波紋を呼んでる模様。
よしよし、この調子。もっと議論を呼ばねば。

内閣府、そして自民党にまずは意見表明し続けるしかない。

首相が相変わらず女系天皇を容認し政局にするのであれば今後小泉支持はしない、と。
(右サイドバーの『資料』にご意見フォームへのリンクがあるのでご利用されたし)

がんばるべ。

さて、今日の『報道2001』の「竹村健一のああいっぺんゆうて見たかった」で竹村氏がええことゆうたでぇ。

読売新聞の中曽根氏の皇室典範改正への憂慮記事を取り上げ、こんなことを言った。

・有識人との会合でも女系天皇と女性天皇の違いを知らない人がようけ居る。女系天皇のことを説明すると「女系ってそういう意味だったんだ。だからダメだって言ってるんだ。ようやく分かった」と言われる。
・男系のみで2000年も続いた君主は世界に無い。日本だけ。
・世界八大文明とか言われるけど、日本の文明は中国文明と一線を画すものと評価されてる。その主要因は神道と天皇。
・小泉首相は靖国とか、きわめて日本的な物の考え方を言うのに、なぜ皇室は直ぐに変えたがるのか?よーわからん。
・女系天皇容認はじっくり審議していくべき

この竹村氏の発言に対して民主党の前原代表は、日本の歴史と伝統に基づくものだから慎重に審議すべき、とか言ってたな。あれ?あなたは女系容認派では?党内からの突き上げが厳しいようで。。。

今日は愉快なニュースがありまひた♪
各紙の記事をずらら・・・と並べましょう。

*****
【共同通信】

天皇の靖国参拝実現を 外相、環境整備必要か
2006年 1月28日 (土) 21:20

 麻生太郎外相は28日午後、名古屋市で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に関連し「英霊からしてみれば、天皇陛下のために『万歳』と言ったのであって、総理大臣万歳といった人はゼロだ。天皇陛下の参拝が一番だ」と述べ、天皇の参拝実現が望ましいとの認識を示した。

天皇の靖国参拝は1975年11月以来、行われていない。麻生氏は「なぜ(参拝)できなくなったのかと言えば、公人、私人の話(問題)からだ」と指摘、A級戦犯の合祀(ごうし)が理由ではないとした。参拝実現の環境整備として宗教法人格の見直しなどが必要との認識を示したものとみられる。首相参拝で悪化している中韓両国との関係がさらに冷え込むのは必至だ。
*****
【読売新聞】
「天皇陛下が靖国参拝なさるのが一番」…麻生外相
2006年 1月28日 (土) 21:10

 麻生外相は28日、名古屋市で開かれた公明党議員の会合で、靖国神社参拝について「英霊は天皇陛下のために万歳と言ったのであり、首相万歳と言った人はゼロだ。天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と述べ、天皇陛下の靖国神社参拝を実現することが望ましいとの考えを示した。
 そのうえで、「参拝できなくなったのは、(三木首相が1975年に私人を強調して参拝したことに伴う)公人、私人の話だ。解決の答えはいくつか出てくる」と語った。

 首相の参拝に関しては、「外国から言われて決めるのは絶対通ることではない」とし、「靖国問題が終わったら、日中間の問題がすべて解決するわけではない。隣の国なのだから、ある程度緊張感を持ってやっていく以外に方法はない」と述べた。

*****
【産経新聞】
「天皇陛下の靖国参拝を」 麻生外相
2006年 1月29日 (日) 03:00

 麻生太郎外相は二十八日午後、名古屋市で行われた公明党議員の会合で、天皇陛下の靖国神社参拝を実現すべきだとの考えを示した。

 麻生外相は「祭られている英霊の方は天皇陛下のために万歳と言ったのであって、首相万歳と言ったのはゼロだ。だったら天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と指摘した。
*****
【西日本新聞】
外相「天皇、靖国参拝を」 会合で発言
2006年 1月29日 (日) 02:08

 麻生太郎外相は二十八日午後、名古屋市で行われた公明党議員の会合で、天皇陛下の靖国神社参拝を実現すべきだとの考えを示した。外相は「祭られている英霊の方は天皇陛下のために万歳と言ったのであって、首相万歳と言ったのはゼロだ。だったら天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と指摘した。
 また、小泉純一郎首相の靖国参拝について「外国から言われて決めるのは通ることではない」との考えをあらためて強調。

 冷却化する日中関係については「(靖国問題がなくなっても)日中間の問題がすべて解決するわけではない。お互い緊張感を持ってほどほどにやっていく以外方法はない」と述べた。
*****

>名古屋市で行われた公明党議員の会合で、天皇陛下の靖国神社参拝を実現すべきだとの考えを示した

え?

>公明党議員の会合で

ええ?

>公明党の

えええええ!こ う め い と う の会合で?

>天皇陛下の靖国神社参拝を実現すべきだとの考えを示した

うっそーーーー!まぢで?

す、すごいよ太郎さん!あなた、どんな度胸してんの?
次の総裁はぜ、ぜ、是非、太郎さんでお願いします!

麻生外相、GJ!

そして笑えたのが毎度のあさぴ。↓

*****
【朝日新聞】

天皇靖国参拝、麻生外相「検討を」
2006年 1月29日 (日) 12:22

 麻生外相は28日、首相の靖国神社参拝に関連し、「祭られている英霊からすると、天皇陛下のために万歳と言ったのであって、首相のために万歳といったのはゼロだ。天皇陛下の参拝が一番だ。何でできなくなったのかといえば、公人、私人の話からですから。どうすれば解決するかという話にすれば、答えはいくつか出てくる」と述べた。名古屋市での講演の後の質疑で語った。

 天皇の靖国参拝は75年11月の昭和天皇が最後。同神社には、78年にA級戦犯が合祀(ごうし)されている。外相の発言は、こうした経緯を踏まえ、天皇が参拝できる方策を検討すべきだとの考えを示したとみられる。
*****

相変わらず脳内仮想空間、、、というより捏造体質ですな。。。
あさぴが元A級戦犯の方々の合祀を大問題にしたいのは、もう分かったってば。

めずらしく(テイストは相変わらずだけど)共同通信も言ってるように、天皇は『公』の存在なので、

『私的参拝』ですか?『公的』ですか?

なんてアホな問題になってるから、『公』務しか無い陛下がお見えになれないんですよ!
陛下が戦犯がどうのこうので行かなくなったわけじゃないんだってば。

*****
教えて!gooより

昭和天皇はそれまで行っていた靖国参拝を、1975年以来取りやめます。この1975年という年は、戦後初めて現職総理(三木武夫)が8月15日に靖国参拝をした年です。
この首相参拝をめぐって「公人・私人論争」がおこり、三木総理は「私人として参拝」と答えます。
このことが、天皇参拝の公私論争に発展し、参拝は中止されます。(天皇の自発意思なのか、誰かアドバイスしたのか、私には詳しいことはわかりません。)
当時は自民党議院の一部から「靖国神社法案」が国会に提出され靖国神社が政治問題化しているときでもありました。したがって「政争の具」となるのを、天皇が避けた、という見方が一般的です。

「A級戦犯」の合祀は1978年ですから、「A級戦犯の合祀が原因」とうのは、正しくありません。ちなみに「A級戦犯」とされた人たちに対して、天皇は「忠実な臣僚」としてその死を悼んでいます。
*****

現に千鳥ヶ淵戦没者墓苑で毎年行われる全国戦没者追悼式典に天皇皇后両陛下はご臨席になっている。
全国戦没者追悼式典はA級戦犯を外してまっか?違うでしょ?含んでるでしょ。

ったく、変なバイアスかけないで欲しいわ。

【2006.2.4 add】
◆『「思いつきブログ」 hit on!』さん 「報道2001 06/01/29」へTB
なぁーんと、あの番組をテキスト起ししてくださった方がいらっしゃる!感謝!各氏発言詳細をご覧になりたい方は↑こちら参照。

◆『BBの独り言』さん 「麻生外相の釣果」へTB
ま、毎度のことですけど半島系マスコミの反応はBBさんのこちらを参照↑
特定アジアの反応はいいんですけど、日本人でも特定アジアとの関係を憂慮しておられる方がいらしゃるご様子。この方々が何を恐れているのか私は理解できません。

◆『日本の心を育むネットワーク 』さん 「★皇室典範問題は歴史の一大事である★」へTB
寛仁親王殿下の1月9日インタビュー記事あり。ごく最近、アサピが言論封鎖に動いたけど、皇族に敬称も付けないおめー(アサピ)が言うな!って感じです。

◆『川村けんとの「いい加減にします!」』さん 「皇室典範改正報告書に仕組まれた罠 二 ~女性天皇の問題点」へTB
更に皇室制度の知識を深めるうちに、女性天皇も問題ありと思えてきた。やっぱねぇ、問題あるって。ローマ教皇に女性を!って言ってるようなもんだべ。↑こちらに理路整然と問題点を指摘してあります。

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January 28, 2006

じゅんちゃんてば!

*****
小泉首相、皇室典範の改正案についてあらためて今国会で法案を成立させる考え強調

小泉首相は27日午後、記者団に対し、自民党内から慎重論が相次いでいる皇室典範の改正案について、あらためて今国会で法案を成立させる考えを強調した。
小泉首相は「女系天皇認めないという議論は、仮に愛子さまが天皇になられたときに、そのお子さんが男でも認めないということですよね。それをわかって反対しているんですかね。よく議論していけば、この皇室典範の改正が必要だとわかっていただけると思うんですけどね」と述べ、あらためて今国会での成立に自信を見せた。
皇室典範の改正をめぐっては、27日朝の自民党の会合で、「国民が女性天皇と女系天皇の違いを理解していない中、議論が十分でない」との指摘が出るなど、党内からは慎重論が相次いでいる。
こうしたことから、久間総務会長が会見で、「郵政法案のようになってもらっては困る」と述べるなど、早くも党内分裂を懸念する声も挙がっている。

[27日21時18分更新]
*****

ばかぁ~!
じゅんちゃんの、おおばかものぉ~!

なんで女系天皇反対派の声を聞かないんだろ、じゅんちゃんは!

ちゃんと聞けば、こんなお馬鹿な発言は出ないはずでしょーが

だ か ら 

愛子さまのお子さんが男でも女でも関係ないって、何回も言ってるでしょーが

女帝のお子さんが即位したことは日本史上存在しないんだって、何度も言ってるでしょーが

そ の 前 に

女帝の夫が皇族に入ることも日本史上ないんだって、何度も言ってるでしょーが

だから女帝の夫の呼称が日本語には存在しないんだって、言ってるでしょーが

このサイトを読んで勉強しなさいよ!わかった?

『ぼやきくっくり』さん 皇室典範~「改革バカ」小泉純一郎を何とかして下さい

ところでこのようなじゅんちゃん陰謀説(創作です byブログ主:衣川康人さん)あり。本当ならどんなに嬉いことか・・・

*****
「小泉純一郎のつぶやき」より抜粋

暴走の対象は何が良いだろうか。畏れ多いが、皇室典範はどうだろうか。国家観をこれほど如実に反映させるものは他にはない。皇室典範の改変に対する態度や姿勢で、議員達の価値観は明らかとなる。反応を確かめるのだから、保守ならば到底受け容れがたい方向で暴走してみよう。女系容認に止まらず、男女を問わず第一子優先、女系の宮家も可能にしよう。国のために反対するのか、自己の保身を優先してイエスマンになるのか、じっくり見極めさせてもらうとしよう。
****

とにかく!いこ痔なじゅんちゃんのことだから、周囲が何言ったって聞かないでしょう。そうなると世論の逆風はめっぽう大事だ。

兎に角、あした、何か自分にできることをやろう。

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January 23, 2006

メール発信!

くっくりさんのところでメール大作戦の段取りを組んで下さったので、それに乗っかって国会議院宛、初の大量メール発信でございます。

くっくりさんが女系天皇の問題点などを箇条書きに纏めてくださっているし、各国会議員のメアドを一括D/Lできるサイトも紹介されてるので志を同じくする方は是非是非メール送信にご協力くだされ。

さて、自分なりに意見を纏めたメール全容は下記のとおり。

*****
自己紹介(前略)…
このたび国会に提出予定の「皇室典範改正案」について非常な危機感をもっております。特に女系天皇容認については問題点だらけだと思っております。以下に私の意見を述べさせて頂きます。

■女系天皇は日本有史以来かつて無い大変革

日本の皇統は「父方が天皇の血筋」という継承ルールを神話の時代から2000年以上頑なに守ってきた(万世一系)、世界最古の王朝です。日本史上未だかつて女系天皇は存在しません。(ちなみに女性天皇は過去に8名存在)女系天皇を認めてしまうと、伝統ある最古の王朝にピリオドを打つことになってしまいます。

■一度壊してしまうと元に戻らない

〝万世一系〟を放棄し女系天皇を認めてしまうと、もう二度と〝万世一系〟には戻れません。
古の人々がどんな努力で〝万世一系〟を死守してきたのか、歴史専門家に訊ねれば何例も知ることが出来ます。その努力を無視し日本古来からの『日本人の物語り』をゴミ箱に捨て去るような皇統の変革は許しがたいものがあります。
旧皇族の竹田恒泰さんの言葉を紹介します。
「例えば、世界最古の木造建築である法隆寺をなぜ守らなければならないか。老朽化したからといって鉄筋コンクリートで建て替えたら、法隆寺ではなくなる。女系になると天皇家ではなくなる。男系継承は意味があるから続いている。それをわれわれの世代で変えていいのか。時代とともに変わっていくものもあるが、男系継承は絶対に変えてはいけない」。

■女系天皇は天皇の権威失墜に繋がる

女系天皇を認めてしまうと、皇統は男系女系の両系を以後引き継ぐこととなります。(今までは男系のみ、つまり父方のみ引き継いできた)日本では家系図を持つ家が多いですが、それはつまり家を血縁=線として引き継ぐことを重要視しているからと存じます。

そうなれば愛子天皇の御世から「皇統+小和田家」、その御子の御世では「皇統+小和田家+愛子さまの夫の家」・・・・樹形図のようにどんどん横に広がっていきます。そして次第に一般の家庭と区別がつかなくなっていくことでしょう。
一般家庭と変わらない皇室にどんな権威がありましょうか?そうなってしまったら共和制に移行して選挙で元首(大統領)を選んだほうが、まだ元首の権威を持てるでしょう。

■女系天皇を認めると天皇の夫問題が表面化

男系の女性天皇(例:愛子さま)がご結婚されても男系維持であればその御子は即位できないのですが、女系天皇を容認してしまうと天皇の父に一般人を置くことになります。
悪意を持った野心家が出現し政治的運動を起こそうと企むことも考えられます。また、女性天皇が外国人と結婚されたらどうなるのでしょう?北朝鮮、中国、ミャンマーなどの独裁国家までそういう野心を持った場合、どうやって防ぐのでしょう?そういう国々は父系ですので、その国々では日本の元首を奪い取ったことと同位と見なすのではないでしょうか。

■有権者は女性天皇と女系天皇の区別がついていない

最近の大手マスコミの世論調査では、世論がさも「女系天皇容認」であるかのうような結果を示しておりますが、実際のところ世論は「愛子様が天皇になることに異議は無い」だけで(つまりは単に女性天皇容認)あり、女系天皇と女性天皇の区別すらついていない状況であると思われます。一刻も早く詳しい説明が必要です。

■ネット上の世論は圧倒的に男系維持を支持

ネット上では女系天皇の知識が広く知られていますが、そのネット上のアンケートでは圧倒的に「男系天皇」派です。

≪参考≫
「投票ネット:皇位継承あなたの意見は?」
http://www.to-hyo.net/enquete/vote.cgi/id/757/

1月22日 15時現在
投票数 3,500票
・男系男子を堅持        2,025票
・女性天皇を容認するが男系維持 1,188票
・天皇制廃止            190票
・女系天皇も容認           97票

上記投票ネットでは投票者の意見も170件ほど寄せられておりますのでご一読いただけたら幸いです。

■有識者会議の問題:憲法を根拠にしている

現憲法はたかだか戦後60年の歴史ですが、皇統はその数十倍の歴史があります。その皇統の史実をこそ根拠に考えるべきです。

■有識者会議の問題:側室制度を根拠にしている

側室制度が無いから男系男子を維持できないとは言い切れません。なぜなら昔は死産の確率も高く、無事に産まれても医療や衛生環境が今に比べて非常に悪いため乳幼児の死亡率も高かったので、可能な限り妊娠の頻度を上げる必要がありました。
しかし、現在は死産のリスクも限りなく低下し、医療・衛生も格段に改善しております。

■有識者会議の問題:出生率低下を根拠にしている

有識者会議は一般社会の出生率を根拠にしておりますが、ナンセンスです。
一般社会と皇室とでは既婚率、既婚女性の出生数、そして社会的背景が全く異なります。一般社会の若い世代が不安に思うような厳しい社会情勢など出産に消極的になる要素を皇室に当てはめることはできません。

■有識者会議の問題:旧宮家を利用した案を却下

皇籍復帰、養子縁組、天皇家直系女子との縁組など、男系を維持する方策は多々あると存じます。
しかし有識者会議は「国民感情が許さないだろう」として切り捨てました。
〝国民感情〟を言うなら60年前までは確実に世襲親王家であった旧宮家の男子と、女系天皇を認めた挙句に皇室入りする縁もゆかりも全く無い一般人男子と、どちらが「国民感情が許さない」のでしょう?

■有識者会議の問題:皇族の意見を参考にしない

皇位継承問題は皇室のお家の問題です。そのご当人、寛仁親王殿下そして三笠宮一族全体が女系天皇容認を疑問視されているとのことです。それを吉川座長は「どうということはない」と退けたそうですが、寛仁殿下のご発言に苦言を述べた宮内庁も含めて、どうしても女系を認めたい集団があるのではないか?と疑いを感じざるを得ません。
寛仁殿下がこうおっしゃっています。
「「これは陛下のご意思である」と言っている人がいるそうですね。陛下のお立場でああせよ、こうせよとおっしゃるわけがない。(女系だとか長子優先だとか)具体的におっしゃるわけがないということは声を大にして言っておきたい。」

一体誰が「陛下のご意志である」などと吹聴して歩いているのでしょうか?その人に何かしらの思惑があるからではないでしょうか?

■女系天皇の対外的なデメリット

皇室が世界最古の家柄であることは外交の世界では常識でしょう。共和制の国々がどうやっても手に入れられないものが古い歴史と伝統に裏打ちされた〝君主〟です。
その伝統ゆえに外交儀礼上、日本の天皇はローマ教皇と同等の扱いです。

≪参考≫
元首の呼称に基づく外交儀礼(プロトコル、国際礼譲):
皇帝・女帝・天皇(Emperor、Empress)ローマ教皇(Pope) > 国王・女王(King、Queen) > 大統領(President) > 首相(Premier)

イギリスではエリザベス2世からチャールズ皇太子に王位が引き継がれた場合、王朝交代となります。つまり、チャールズ皇太子の父上であるエジンバラ公の生家の名称の王朝になるわけです。日本の皇室にあてはめれば、さしずめ「中川朝」とか「谷垣朝」とか、、、になりましょうか。
そうなってしまっては、外交上はKingまたはQueen扱いとなるおそれはないのでしょうか、Emperorとは名乗れないおそれはないのでしょうか?

■■■■■

長々と愚論を述べてまいりましたが、ことは日本の国柄を変えかねない重大な問題です。もし、安易な議論で女系天皇を認めてしまった場合、小泉首相は自民党だけでなく日本さえも破壊してしまった史上最悪の悪相として後々まで語り継がれるかもしれません。

どうか国会において議員の皆様が正しく問題認識されるようご尽力いただきたくお願い申し上げます。

…閉めの挨拶(後略)

*****

D/Lしたメアド一覧には比例区当選議院がふくまれてないようなので加えられる範囲で付け加えてもいいかも。
ちなみに私は下記を追加。

長崎幸太郎 衆院自民 kohtaro_n@mfi.or.jp
おかべ英明 衆院議員はメアドが無いので投稿フォームから送信した。

それにしても・・・疲れた。

【2006.1.23 add】
◆『川村けんと』さん 「日本、急所の一手! 一」へTB
なんと!あの有識者会議の座長、吉川弘之さんが元「民青」?!えーーらいこっちゃ、「民青」といったら共産党の青年組織・・・そして副座長の園部逸夫さんは共産党と関係!?ummm・・・今回の有識者会議になんでこんなに左派絡みが???左派といえば「天皇制の廃止」・・・何か恐ろしい。。。

【2006.1.28 add】
『いろは 伊呂波 IROHA 』さん 「新嘗祭へ電気点けろと」へTB
ほんとに。。。じゅんちゃんは甚だしい勘違いをしているような気がしてしょうがない。悪い予感は予感のままで終って欲しいと最近祈らずにいられない。

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January 19, 2006

心が痛い・・・

今日はホントは皇室典範改正に関する報道でネットソースの無いやつをUPするつもりだったが、寛仁親王殿下のご発言を知り、これは是非ともUPせねばならないという気になった。

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女性・女系天皇「三笠宮家も憂慮」 寛仁さま、雑誌でご発言

 政府が女性・女系天皇を認める皇室典範改正案の通常国会提出を目指していることについて、歴史・伝統に根差さない皇室典範改正を批判している寛仁親王殿下が24日発刊の団体機関誌で、「三笠宮一族は、同じ考え方であるといえる」と、父で昭和天皇の弟宮である三笠宮崇仁親王殿下と母の百合子妃殿下も同じ意見であることを明らかにされていることが18日、分かった。

 保守系の民間団体「日本会議」(会長・三好達元最高裁長官)の機関誌「日本の息吹」2月号で、小堀桂一郎東大名誉教授のインタビューに答えられた。題は「皇室典範問題は歴史の一大事である-女系天皇導入を憂慮する私の真意」。

 この中で寛仁さまは、三笠宮さまが昨年10月、宮内庁の風岡典之次長を呼んで、皇室典範改正に向けた拙速な動きに抗議されたことを紹介。

 寛仁さまはまた、皇室典範改正について「郵政民営化や財政改革などといった政治問題をはるかに超えた重要な問題だ」と指摘。自身のご発言に対し、宮内庁の羽毛田信吾長官らが憂慮を表明していることに関しては「私がこういうインタビューに応じたり、かなり積極的に発言しているのは国家の未曾有の大事件と思うので、あえて火中のクリを拾いに行っているようなきらいがあります」と述べ、相当の覚悟を持って臨んでいることを強調されている。

 寛仁さまは昨年、自身が会長を務める福祉団体の会報に、私見として女系天皇に異論を唱えるエッセーを寄稿。月刊文芸春秋2月号でも政府の「皇室典範に関する有識者会議」の拙速な議論を批判されている。


 ≪皇室典範改正 寛仁さまご発言要旨≫
 もしも、この平成の御代で歴史を変える覚悟を日本国民が持つならば、慎重の上にも慎重なる審議の上行っていただきたい。失礼な言い方ですが、郵政民営化や財政改革などといった政治問題をはるかに超えた重要な問題だと思っています。

 典範問題は単純な政治問題ではなく、日本国の歴史が変わるか否かという大事と理解しています。遠慮なく皆さんの前でも発言するべしと現在は思っていますが、ひとたび法案が国会にかかってしまえば、皇族は政治的発言を封じられてしまっているわけですから、私は何も話せません。

 これは絶対にあり得ないと私は思いますが、色々な人に聞くと、「これは陛下のご意思である」と言っている人がいるそうですね。陛下のお立場でああせよ、こうせよとおっしゃるわけがない。(女系だとか長子優先だとか)具体的におっしゃるわけがないということは声を大にして言っておきたい

 本当は、私が発言するより皇族の長老である父に口火を切ってもらいたかったわけです。母の話では、父は宮内庁次長を呼んで、あまりに拙速な動きについてクレームをつけているということでした。これは去年の10月ぐらいの話です。それから「お袋は女帝・女系になったら大変なことになること、わかっているの」と聞いたら、「もちろん大変なこと」だと言っていました。その後、父が年末に来たときに、「いいことを言ってくれたね」と、一言いって、さらに『8人の女帝』(高木きよ子著)という単行本を「読んでおいてほしい」と持ってきて、それから月刊「文芸春秋」1月号に工藤美代子さんがお書きになった論文を、「私の意見はこれと同じである」と、娘の分までコピーして持ってきてくれました。三笠宮一族は、同じ考え方であるといえると思います。

 本来、われわれ皇族は黙っていないといけないということだと思いますが、にもかかわらず私がこういうインタビューに応じたり、かなり積極的に発言しているのは国家の未曾有の大事件と思うので、あえて火中のクリを拾いに行っているようなきらいがあります。

 やはり民主主義なるものは「民」が「主」と書くわけだから国民一人一人がしっかりした、確固たる意見をもって、それが大多数を形成して議会政治として実を結ぶということが原点だろうと思います。ところが、あまりにも今、皇室、あるいは皇室典範に関する情報というものが、皆さんお分かりになっていなくて、女帝と女系の違いも分かっていないような方々が多い。

 皆さんが考えに考え抜かれたうえで結論がAになろうがBになろうが、われわれにはそれに反対する理由はありませんが、もし情報がゼロの中で○か×かとやられたらたまりません。この記事はできるだけ広く読まれて欲しいし、真剣に(日本会議の)メンバーの皆さん方が考えてくださって、また周りの方々に広めて運動体にしていただいて、本当の世論を形成していただきたい。

【2006/01/19 東京朝刊から】

(01/19 13:08)
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心が痛む。
皇位継承問題は本来は天皇家のお家の問題。
よって国民が口出しすべきではないなどと言う人もいるが、しかしだ、皇室典範改正が国会に法案提出されるかもしれない今、そんな理屈はもはや通りはしない。既に政治問題と化している。

しかも、それは日本という国の国柄すら変貌させかねない女系天皇の容認という未だかつて無い〝革命〟に近い改革なのだ。
女系天皇を認めるということは、神話の時代から続く二千年超の皇位継承のルールを反故にし、全く新しいルールにのっとった新たな王家を創造しようというのと同意だ。女系天皇を認めた時点で歴史に裏打ちされた皇室は終焉し、女系天皇として即位したお方は即位した時点で新王朝の第1代の王となるに等しい。

何度も何度も説明していて既知の方はウンザリだと思うが、今一度、女性天皇と女系天皇の違いを説明しておく。

・女性天皇=文字通り女性の天皇。愛子さまが即位されれば男系(父方に天皇の系統を持つ)の女性天皇となる。日本史上8人の女性天皇が存在するが、全て男系の女性天皇であり、即位後に結婚したり出産した前例はない。

・女系天皇=母方に天皇の系統を持つ天皇で日本史上存在しない。もし女系天皇が容認され、愛子さまが即位し、その後、愛子天皇のお子が即位すれば、そのお子が男子であろうと女子であろうと史上初の女系天皇となる。

女性天皇と女系天皇の違いも知らぬまま、皇室についてよくも知らないままの国民が大多数を占める今の状況で、国柄を変える議論が粛々と進んでいる事に、寛仁親王殿下をはじめ皇族の方々は猛烈な危機感を感じているのだ。

文春インタビューで一般の家庭と皇室との違いがあやふやになることへ寛仁殿下が危機感を述べたことに対して、フジTV『とくダネ!』でー

 -室井佑月「むかつく・・・」

このコメント、今の皇室に対する一般人の素直な感情ではないかと思う。
皇室を単なる特権階級として見なし、あるいは有名芸能人一家と同一視し、自分達の権利や義務と同レベルで見る。
(かくいう私も、少し前までそうだった)

いっとくが、皇室は100%『公』なのだ。『私』は無い。一般国民にあたえられた権利や自由も無い。職業選択の自由や男女平等、、、そんな自由と権利は一切認められていないのが皇室だ。それが日本という国の元首としての天皇のあり方でもあるのだ。

だから私達は日本という歴史を含めた国柄に天皇を重ね見ることに抵抗は無いし、皇族を敬い大切に思う。

そんな知識も無く、一般家庭と皇室との区別を言えば「むかつく」と言う。そんな状態の世論で国の有様を変えられてしまうことに危機感を感じないのか。。。

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SAPIO『憲法改正を発議する6』櫻井よしこ著 より抜粋

 (日本大学 百地章氏『憲法の常識 常識の憲法』より引用して)また、国際的にも、諸外国では当初より天皇を元首とみなしている。それゆえ、諸外国を訪問の折、二十一発の礼砲をもって元首として迎えられるのは、我が国では天皇であって首相ではない」

…途中略…

 諸外国の代表も、天皇に謁見するときには非常に緊張するという。アメリカのレーガン大統領さえも当時、天皇陛下に会うときにはコチコチに緊張していた。それは陛下ご自身のご人徳はもちろんのこと、天皇という権威、とりわけ万世一系の血筋がそうさせていると思われる
 天皇が元首ではなく、仮に小泉首相が元首だとしたら、私たち日本国民はこの元首を我が国の「象徴」として尊敬できるだろうか。女性スキャンダルで揶揄された宇野宗佑元首相や橋本龍太郎元首相を「元首」として仰ぐことができるか。
 国家には、国家を代表する「権威」が必要である。だからこそ君主のいない共和制の国では、大統領に権威を与えるための工夫をこらしている。アメリカの大統領就任式で、バイブルに手を置いて神に誓うのも、大統領に元首としての権威を与えるためのセレモニーである。
 日本文明の象徴として、日本国を代表する「権威」として、天皇以上の存在はない。遥か古代から日本人はそのことを知っていた。
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国家元首を一般国民のレベルで語る愚かしさを私たちは噛締める必要がある。

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Wikipediaより

元首の呼称に基づく外交儀礼(プロトコル、国際礼譲)にいてにおいては、国際的な慣行により次のような扱いがなされる。

皇帝・女帝・天皇(Emperor、Empress)ローマ教皇(Pope) > 国王・女王(King、Queen) > 大統領(President) > 首相(Premier)
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我々国民と天皇の区別が無くなれば、日本の天皇が、たとえ上記外交儀礼にのっとって処遇されたとしても、なんて上っ面だけの、尊敬の欠片も無い形式儀礼となろうか。その引き金となるモノが女系天皇容認なのだ。女系天皇を容認すれば、今の男系と違い皇統の辿り方が不規則となり、祖先も曖昧になってくる。数十年も経たずに皇族と国民との区別は曖昧になるだろう。

嗚呼、恐ろしい。。。

【2006.1.19 add】
エントリーUPした直後、びーちぇさんのTBに気付く。。。びーちぇさんも殿下のご発言に心を動かされている様子だ。心強し。

【2006.1.20 add】
◆『アジアの真実』さん 「皇室典範改正にはっきりと懸念を示された寛仁親王殿下 ~十分な情報の下で開かれた議論を~」へTB
法案が国会提出される前になんとしても多くの有権者の方に、皇室のこと、女系天皇の女性天皇の違い、男系天皇が重要なわけを知って欲しい。そういう意味でも「アジアの真実」さんのような大手ブロッガーが取り上げてくださる事が非常にありがたい、涙が出るくらい。。。

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